第40話 「H・E・R・O(エイチ イーアールオー)フラッシュ!」感想

 冒頭でいきなり武藤遊戯と海馬社長がデュエルアカデミアの授業で解説されてます。これって、「機動戦士ガンダム0083」でアナベル・ガトーが連邦士官学校の教科書に出てきたみたいなもんでしょうか。生きているうちに伝説の人物になるなんてすごいなあ。ていうか、オーナーである海馬社長が授業で偉人として紹介されるって言うのはちょっと・・・なんていうかマッチポンプな感じがしますね。彼の場合は本当に伝説だからいいんですが。

 で、ついでに(?)古代エジプトで生涯無敗を誇った伝説のデュエリスト、アビドス3世が解説されます。案の定コイツがセブンスターズの一員なのですが・・・。この王様、部下相手にデュエル(古代だから当然石版でデュエル)して無敗だったのですが、実は部下は接待デュエルをしていたという・・・・「王様相手にわざと負けるのも大変ですな。」とか言ってるの。いつの時代も下っ端は大変だねえ。

 なんかセブンスターズの皆さん後になればなるほどヨワっちくなっていくんですが。だってこの王様十代に「お前もしかして弱いだろ?」とか言われてるデスよ!?インセクター羽賀扱いじゃないですか!!
普通のアニメ・漫画では後から出てくる敵を強く見せるため「強さのインフレ」に悩むものなんですが、まさか後に行くほどよわくなっていくとは前代未聞の手法で、これって結構評価されてもいいことかもしれません。


来週はすっかり解説役が板についた明日香嬢、ついにデュエルに参戦。