2005年3月号レビュー

 店長です。今回は電車の中でコロコロコミック3月号を堂々と読んできたのでそのレビューなどをやってみようかと。
コロコロコミックをちゃんと読むのは実に久しぶりです。思えば幼少のころは「ゼロヨンQ太」「あばれ隼」「轟け!一番」「ゲームセンターあらし」「あまいぞ!男吾」などにどっぷりはまっていたものです。下に弟がいたので兄の私がコロコロコミック、弟がコミックボンボンを買っていました。「コロコロ派」と「ボンボン派」ってその後の人生観に影響を与えると思いませんか?
デュエルマスターズ
いまや押しも押されぬコロコロコミックの大看板。当店のデュエルルームにもコミック置いてあります。といっても最新が17巻でうちには11巻までしかないので繋がりが完全に掴めていませんが。
非常にいい意味で「児童漫画」していると思います。絵も1巻の頃から比べ物にならないほど上手くなってます。今回で第一部完だそうで。普通少年誌で第一部完っていったら打ち切りのことなんですが来月号からは新展開だそうで本当に二部が始まるんですね。

でんぢゃらすじーさん
むぅ・・・TVアニメも放映しているし小学館漫画賞児童部門受賞しているし扱いとしてはコロコロの看板らしいのだが・・・面白さがよくわからない。田村信の系統を感じさせるがあれほど下品というわけでもなし。感性が今の子供から遠く離れているのか・・・。まぁボボボーボ・ボーボボも連載開始の頃は全く面白さがわからなかったけれど魚雷先生が出てくるあたりからはまっていったので精進してこの面白さがわかるようになりたいです。

■ケシカスくん
上記のでんぢゃらすじーさんよりは面白さがストレートなのでわかりやすい。ケシカスくんが男の子から悩みを相談されて「ミノー」という効果音で「みの風」な変身をするのだがどっちかというと筑紫哲哉に似てると思った。また相談の内容が「好きな子のことを考えると勉強が手につかなくなる」、ということで4択で回答するのだが「A:告白する B:ミナコの存在を消す C:カスかな希望を持って待つ D:カラシをぬる」気になるのはD。・・・どこに?

ドラゴンクエストバトエンG燃えよ8匹のドラゴン
鉛筆型キャラが黄色地に黒縦線のトラックスーツを着て「勝っちまいな!」・・・ブルースリーからとってるんだかキルビルからとってるんだか。ブルースリーを心の師と崇める身にとっては21世紀になってもこんなネタがコロコロで見れるとは思わなかったのでアリアリです。

■2006年3月 ドラえもん最新映画は「のび太の恐竜2006
「まだ子供時代のみんなのお父さんお母さんを、熱く感動させた名作が最新のアニメ技術で全く新しい名作に生まれ変わる!」
ピー助ーーーー!!「最近の子供はよくわからない」とはニュースなどでよく出てくるコメントですが、すばらしい文化が次代に受け継がれていきこうして子供時代に感動した作品で自分の子供世代がまた感動するというのは非常に重要な文化の共有だと思います。
コロコロコミックではドラえもんの旧作を「名作劇場」として一号に一話ピックアップしているようですが大変すばらしいことだと思います。今回は「ホンワカキャップ」。キャップをジュースなどのビンに取り付けるとホンワカ放射能を帯びて酔っ払うことができるという酔っ払いには夢のようなアイテム。私はそれほどお酒を飲みませんが友人の年中酔っ払いがこれを手にしたら水道の蛇口に取り付けるに違いありません。
しかしドラえもんのび太ジャイアンにホンワカキャップのことを話そうとするとジャイアンには「ホンワカといい天気だねえ」のび太には「またとりあげられるぞ、バカ!」・・・昔から思ってましたがドラえもんってのび太に容赦ありませんね。

■キヨハラくん
これってあのキヨハラくん!?25年位前からやってますよね?うわーぜんぜん変わってない。まさか自分のコロコロ現役時代からずっと続いてる漫画があるとは思いませんでした。