映画感想 アバター 

アバター 感想

The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books)

The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books)

下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。

噂のアバターを嫁と見に行ってきた。
とにかく映像美がすごい、という話なのでせっかくみにいくなら最高峰の映像を、
ということで川崎の109シネマ「IMAXシアター」まで足を運んでみた。
ネットで席も予約できるので、画面から近すぎず遠すぎず真ん中の席を予約
していった。
このIMAXシアターは国内でも最高レベルの環境で見れるらしい。
見るのに¥2200とほかよりお高いけど、家族サービスでもあるしな。


我ら夫婦共メガネビトなのだけれど、3Dメガネは問題なくつけれた。
ただ、メガネon3Dメガネは異物感が相当あるので、できればコンタクトの
ほうがいいかも。



先日の遊戯王の時は、いつ始まるんだっていうくらい延々と宣伝が流れていた
けど、今回はいつの間にか本編が始まっていた。
やっぱり鑑賞代がお高いと広告は少なくなるのか。


3D映像は、意外と「すげえリアルと奥行!!」って感じではない。
手前から奥までが自然に奥行きが広がるんじゃなくて、
目の前から画面まで何枚かの書割が並んでる感じ。
飛び出す絵本みたい、というのがわかりやすいだろうか。


でも映像美はほんとハンパない。
度肝を抜かれる。
作中の「パンドラ」という星は、本当にこの世の何処かにあるとしか思えない。
そのくらい、草も木も生き物もメカもCGっぽさを全く感じさせない。
パンドラの世界は風の谷のナウシカとかもののけ姫っぽい森の世界なんだけど
ジブリの実写版とかこんな感じなんだろうなあと思わせる。
そーいや物語的にも上記二つにそっくりだな。
ジュラシック・パークを初めて見たときは「映画の表現もここまで来たか」
と思ったけど、アバターはまた次の段階を登ってしまったと感じた。


あと、3Dを強調させるためかやたらと高いところから落ちそうになったり、
実際落ちたりするシーンが多い。
それが目的だったのならキャメロンの目論見は大成功だろう。
高所恐怖症っぽい自分は見ながらずっと大事なところが締め付けられていた。
終わった後ちょっと肩凝ってたくらい。



そんなわけで、すっかり大満足でした。
これが自宅のテレビで再現出来るようになって、それがオンラインゲームとかに
なったらもうたぶん一生自宅からでないな。