とある魔術の禁書目録 1巻

内容(「BOOK」データベースより)
自分の部屋に、純白のシスターがいきなり空から降ってきた。「ありえねえ…」上条当麻はつぶやくが、そのシスター姿の少女はこう言った。自分は魔術の世界から逃げてきた―と。ここは“超能力”が“一般科学”として認知された、アンチ・オカルトの学園都市。上条は『インデックス』と名乗る謎の少女の言動をいぶかしむが、二人の前に本当に“魔術師”が現れて―!期待の新人が贈る学園アクションストーリー登場!


バイトの子に借りて読んでみた。
ライトノベル読むのって、中学生の頃に読んでた吸血鬼ハンターDとかウイザードリィ小説以来かな。
忙しくて時間ないけど「ライト」ノベルっていうくらいだから読みやすいのだろう、
気軽に読んでみるか〜と読み始めてみたのだが・・・。


あああ、読みづれえ。
なんなんだこの文章。


超電磁砲のアニメから入ったから世界観や設定は理解した上で読んでいるのに
読む進めるのにすんごい時間かかる。


なんていうんでしょう、なんていうんでしょう。
プロの作家の人気作品にこんなこというのは僭越極まりないのですが。
なんか既視感を感じるなーと思ってたんだけど、これ上述の
吸血鬼ハンターDとかにハマっていた中学生の頃に自分で書いた
ウイザードリィの小説に似てるんだ。
変なルビ振ってみたり、変な言い回ししてみたり、日本語に無理やり英語
入れてみたり・・・。


そんなわけで思わぬところで過去の恥ずい記憶に悶絶しながら読み進め、
1巻読了。
読み終わってみれば、「俺はこれが書きたいんだ!!」という熱意は
凄く感じた。さすが人気作品だけあってそういう熱は半端じゃない。
この熱と、あと挿絵のチカラで2巻以降が続いていったのだな。
ライトノベルって挿絵のチカラが凄く大きいジャンルだと思うけど、
特にこの作者はこの挿絵に凄く助けられていると思う。
はたしてこの絵がついてなかったら2巻が出ていたか・・・。


このあともずっとこんな文章だったら結構辛いけど、十数巻もつづいている
らしいので作者の成長に期待して2巻以降も読んでいこうか。