ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

http://www.evangelion.co.jp/
見てきたよー



いやー、序を見たときは「確かにクオリティは上がってるけど基本はテレビの焼き直しだなー」
程度に思ってたんだけど、この「破」はその名のとおり破天荒というか、破格というか。
これはDVD・・・いや、ブルーレイ欲しいな。



ブルーレイ再生できる機械持ってないからPS3とセットで買っちまうか、というくらい今作はよかった!!!



以下、ネタバレ感想
全体的に「サービスサービスゥ♪」な感じ。
サービスカット多目、女性キャラのデレ多目。




まさか綾波から「碇君といるとぽかぽかするの(はぁと)」
なんて言葉が出てくるとは。
ファン小説かよ!!へぼレイかよ!アスカちゃんひどいのですーくるくるくるー
だがそれがいい(えー



そして、シンジの為に料理合戦する綾波とアスカ。
日刊アスカかよ!!!
だがそれがいい(えー




なにより旧劇場版に比べ格段にやる気出たシンジ君。
一応TV版と同じく3号機バトルの結果エヴァ搭乗を拒否するけど、そのあとの戦いを決意しレイを取り戻そうとするのが熱い!!!
これだよ!
これが見たかったんだよ!!
暴走したエヴァが勝手に使徒と戦うんじゃなくて、
シンジの意思で!
レイを取り戻そうと!
痛みをこらえて!
「つかまれ!」って言うんですよ!
ようやく、これが見たかったエヴァンゲリオンを見れたという感慨。




新キャラの真希波・マリ・イラストリアス は、なんか立ち位置がよくわからん。
加持さんみたいに「いろいろわかってる上で独自に動いている」キャラっぽいが、あんまり見せてくれないので何がしたいのかよくわからん。
チーターの「三百六十五歩のマーチ」を歌いながら五号機を操る姿から、「昭和親父キャラ」として確立させたい?
マリには絡まないが今作は「翼をください」「今日の日はさようなら」など、昭和フォーク・歌謡曲がよく出てくる。



エヴァ5号機は動き凄かったけど早くて暗くてよくわからんうちに蒸発しちゃうし、
弐号機ビーストモードはかっこよかったけど結局使徒に適わなかったし。
考えてみれば登場人物みんなそんな感じなのでエヴァっぽいといえばぽいがな。


そして、やっぱり全てを持っていった次回予告。
序のときもそうだったけど予告のインパクトが凄すぎて見終わった後の印象が「早く次のがみたい!!」になってしまう。うまいね〜。



その他気になったところ
・アスカの、加持さんへの絡みがまったくない。
少ない時間でシンジへのデレを見せるため加持への思いはなかったことにしたのだろうか。



・シンジたちは魚の実物を見たことがない。
LCL?の赤い海では生物は住めない模様。
「人口肉の〜〜」と言っているけど、海に生物が全くいない状況で文明が保てるのか??



・「序」でも出てきたけど、山口県の銘酒「獺祭」がミサトさんの家に。
これ美味しいんだよね〜。山口出身の監督もファンみたいで、そのつながりで出てる模様。



ウルトラマンリスペクトがすごい。
しょっぱなの効果音、ミサトさんの携帯着信、ネルフの公用車にポインター


・綾「波」レイ
 式「波」アスカラングレー
 真希「波」・マリ・イラストリアス
と、ヒロインが3人とも「波」がついている。
なんか深読みできそうだけど、トップをねらえ!のときも
主人公タカヤノリコ
その声優 日高のりこ
主題歌  酒井法子
を決めたのは監督の「イイ!いいじゃないか」だったらしい(トップをねらえのアンソロジーより)ので、あまり深い意味はないのかもしれない。






リボルテックヤマグチ No.69 仮設5号機

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