映画「トランスフォーマーリベンジ」「ターミネーター4」感想
完全ネタバレなので見る人は↓を。
映画「トランスフォーマーリベンジ」感想
かなり楽しみにしていたトランスフォーマー第2弾。
期待にたがわず、ものすごいクオリティの高い作品だった。
巨大ロボットを実写で見たい!!
という要望には120%答える、すばらしきロボ映画。
女子供は完全にout of眼中なところが潔くてすばらしい。
うちの奥さんも、チョコレートファイターは自分から見たいと言っていたがトランスフォーマーは「カケラも興味ない」と取り付く島もなかった。
いや、それでよいのだ。
巨大ロボは男の世界なのだ。
男には自分の世界がある。それは例えるなら空を翔(かけ)る一筋の流れ星。
またロボだけでなく、現実の兵器を使ったアクション描写、飛鳥昭雄っぽいトンデモオーパーツ謎解き(ピラミッドは超科学兵器の隠し場所だったんだよ!!)、随所にあるギャグシーンなど盛りだくさん。
個人的には年老いたトランスフォーマーがすき。
あと、この映画の変形は複雑すぎておもちゃはロボット形態固定だろうな、と思ったらなんと↓ほとんど映画そのままで変形するんだって!!!
すげえ。
※これってアフィじゃないのでうちには1円どころか「はてなポイント」すら入らないよ。宣伝じゃなくあくまでサイトの賑やかしです。
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映画「ターミネーター4」感想
1、2、3とほとんどリアルタイムで見てきたので思い入れのある作品。
やっぱりみんな印象に残ってるのは2じゃないかな。
たしか高校生の頃で、幽遊白書が始まった頃だと思う。(作中にT2なら貸してって台詞があった)
そのときのインパクトに比べると3は論外、4が期待の高さに比べればがんばったね、という印象。
お金かかってるのはぱっと見でわかるし、新キャラのマーカスも実にいい人。
ターミネーターと人間のハイブリットという存在も面白い。
でもなー、やっぱ期待が高いだけに不満点が大きい。
まず、舞台が未来世界でジョン・コナーが自身の父親になるカイルを探すところなのだが、ターミネーター1が存在している以上最終的に成功するのが分かっているわけで。
せめて、カイルを見つけるのは序盤に済ませて「鍛えてからカイル(T1)と改造済みT-800(T2)をタイムマシンで送りつける場面を舞台にしたほうがよかったのでは。
それに、上記のマーカスが物語的にあんまり意味がなかったこと。
ターミネーターと人間の架け橋的存在になりうるのだから、スカイネットとの絡みをもう少し丹念に見せてほしかった。
マトリックスみたいな「機械との和解もありかも?」というラストに繋がるようにすればターミネーター世界の「いまだ描かれていない未来」に繋がる可能性を提示できるのに、今作は「ジョンコナーとカイルが会いました」で終わってしまっていて、T1とT2見てれば「そんなこと分かってるよ!!」ということでしかない。
あと、いちばんの不満点が終盤、ジョン・コナーが製作中のT-800と出会ったところ。
超名作T2があってこその4なんだから、ジョン・コナーとT-800の絡みは誰もが期待するところだと思うけれど特に何もなし。
俺、てっきりこの
T-800をなんとかして倒す→改造→T2の世界に送り込む
のかと思ったら全然そんなことはなかったぜ!!
あれだけT2で感動的な別れをしており、ジョン・コナーにとっては精神的に父親的な存在だったはずのT-800なのだから少なくともなにかしらの反応はしてほしいところ。
しかし一切ノーリアクション。
監督T2見てねえだろ!!!
この「視聴者が一番見たい場面を決して見せない」のは今川監督に近しいものを感じるワー。いまやってる真マジンガーも、グダグダしててちっともマジンガー活躍しないのなー。
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