土曜日朝にテレビ東京遊戯王(無印)の再放送を録画したら、シュガシュガルーンが映っていた・・・。今週から放送時間変更したのか??先週そんな告知あったっけ??安野モヨコは好きだけど遊戯王を見逃したのが悔やまれる。遊戯王が誇るツンデレキャラ孔雀舞がマリクにあんな目やこんな目に遭わされるであろう回だったのに・・・。


 
 当店は少数精鋭で経営しているがアルバイトが一人だけいる。彼は遊戯王デュエルマスターズともにかなりルールに精通しており、バイト代のほとんどをカードにつぎ込むD-HEROナイス・ガイだが、デュエリストとしては致命的な点が一つだけ有る。

それは・・・「引き」、つまりドロー力(ちから)が不足しているのだ。

遊戯王で暗黒界デッキを使えば初手でゴルド3枚・シルバ2枚、ドローで引いたカードがシルバという恐るべきマイナスのドロー力を発揮。さらに2ターン目のドローでデッキに入っている最後の上級モンスターである冥界の魔王ハ・デスを引くという「いったい何万分の一の確率だよ」ってドローをしてのけるのだ。
確かに暗黒界デッキは上級モンスターの比率が一般のデッキと比べ非常に高いので事故は起しやすい。その確率を下げるため様々な特殊召喚のためのサポートカードを投入しており、デッキの中の7枚が全て初手+2ドローに入ってくる確率など本当に天文学的な確率だ。こうして3ターンまで何も伏せることすらできず敗北。
そしてデュエルマスターズではマナ破壊デッキで、デッキに半分近く入れているマナ破壊カードが最後まで一枚も引かなかったり。また、初手から同じカード4枚、それから2ドローが残り1枚と同じカードだったり。やはりデッキに半分くらい入れているシールドトリガーがシールドに一枚も入ってなかったり。
ちゃんとディールシャッフルしているし、デッキ構築も理論上はそんなに崩れたバランスではないはずなのだけれど・・・。どうにもこうにも、デュエルの神様に嫌われてるとしか思えない。

「これは、俺はどうすればいいんですかねえ?」
「しょうがないなあ・・・ちゃんと初詣のとき『デュエルの神様強い引きをお願いします』って願ったか?」
「もちろんですよ!」

願ったんかい

「・・・それでもダメとなると前世で相当悪いことでもしてるんじゃないか。いたいけな小学生にレアカードって言ってゴキボール渡したり。」

「失礼な!そんなことしませんよ。あ、でも小学生の頃ゲットした「女剣士カナン」(当店では26万円で売っている世界に400枚しかないレア中のレアカード)価値がわからず捨てました」

それだ!!そうなるともう、己の力でどうにかするしかないな。遊戯王GXの三沢を見習い、毎朝日の出とともに起き、アン・ドゥ・ドローを繰り返すのだ!!」

「やっぱりそれしかないんですかねえ。」

やるんかい



デュエルの神様、女剣士カナン様オベリスクオシリス様ラー様、どうか彼に一滴の引きという名の福音を。