ABSOLUTE POWERFORCEカード考察

明日発売の遊戯王ABSOLUTE POWERFORCE、WIKIなどで情報が出揃ったようです。
なんか弾ごとに情報が早くなっていくような・・・。


とりあえず、スタッフのラクステラ君と気になったカードを挙げて考察していきます。




《ドリル・シンクロン》☆3/地/機械/800/300/チューナー/レア
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に存在する戦士族モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
この効果が適用されたことによって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、1ターンに1度だけ自分のデッキからカードを1枚ドローすることができる。

遊星のチューナーの中では《ジャンク・シンクロン》の次に優秀と思われる
しかし残念なことにこの手の並べて効果を発揮するチューナーに言えるのは
「チューナーと並べるなら大抵の場合シンクロした方が強い」





《血涙のオーガ》☆4/闇/悪魔/0/0
相手ターンに1度のバトルフェイズ中に2体目の直接攻撃が宣言された時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、このカードの攻撃力・守備力はこのターンに1度目の直接攻撃を行った、フィールド上に表側表示で存在するモンスターと同じ数値になる。
このターン、この効果で特殊召喚したこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手はこのカード以外のモンスターを攻撃対象に選択する事はできない。

冥府の使者ゴーズ》の存在もあり、相手は攻撃力の低いモンスターから攻撃する場合がほとんど
そのため1回目のモンスターの攻撃力<2回目のモンスターの攻撃力となるので、活かすなら何らかのサポートが必要になってしまう





《バトルフェーダー》☆1/闇/悪魔/0/0
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動する事ができる。
このカードを手札から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

今回の弾のノーマルの中で1番人気になるのはほぼ間違いない
帝モンスターのリリース役
シンクロ召喚のレベル調整役
エクストラデュエル用の防御役、
《王宮のお触れ》で無効にならない《和睦の使者》役
・・・などなど
単純故に使い道が多い



《ダーク・バグ》☆1/闇/昆虫/100/100/レア
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル3のチューナー1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

単純に使うと現時点ではレベル4の《アームズ・エイド》しかシンクロ召喚出来ない
しかもチューナーはデッキ内に多くて3〜5枚程度なのでなかなか難しい
尚、《ジャンク・シンクロン》と《ダーク・バグ》はどちらがどちらを呼んでも《アームズ・エイド》がシンクロ召喚出来る




《黒薔薇の魔女》☆4/闇/魔法使い/1700/1200/チューナー/スーパーレア
このカードは特殊召喚できない。
自分フィールド上にカードが存在しない場合にこのカードが召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
この効果でドローしたカードをお互いに確認し、モンスターカード以外だった場合、ドローしたカードを墓地へ送り、このカードを破壊する。

念願の通常召喚出来る闇属性レベル4チューナー
・・・と思いきや今度は特殊召喚が出来ない
しかしレベル4の通常召喚出来るチューナーの中では現時点で最高攻撃力なので、欲張る必要もないか
効果の方を活かすのは難しいが、最近ではデッキに魔法・罠を入れないデッキ、いわゆるシルク&ミルクデッキがある




《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》☆6/闇/ドラゴン/1900/2600/スーパーレア
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に永続魔法カードが3枚以上表側表示で存在する場合に特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手は手札を1枚選択して墓地へ送り、自分はデッキからカードを1枚ドローする。
また、このカードがフィールド上から墓地へ送られていた場合、自分のスタンバイフェイズ時に、自分フィールド上に表側表示で存在する永続魔法カード1枚を墓地へ送る事で、このカードを墓地から特殊召喚する。

宝玉獣デッキで使えと言わんばかりのカードである
攻撃力は心もとないが、《宝玉の祈り》等でサポートすれば効果を活かすのも難しくない





《レプティレス・ヴァースキ》☆8/闇/爬虫類/2600/0/スーパーレア
このカードは通常召喚できない。
自分または相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力0のモンスター2体をリリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する事ができる。
「レプティレス・ヴァースキ」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

レプティレス以外で攻撃力0の相手モンスターを作る方法で一番楽なものと言えば《おジャマトリオ》だが、制限カードである
しかし、レプティレスにしては珍しく自分の攻撃力0のモンスターも活かせる
《スケープ・ゴート》に《終焉の焔》といったトークンでも良いので、なかなか面白い部類ではあると思われる





《太陽の神官》☆5/光/魔法使い/1000/2000/スーパーレア
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「赤蟻アスカトル」または「スーパイ」1体を手札に加える事ができる。

《THE・トリッキー》が日本で再販されない今だからこそ貴重な、特殊召喚出来るレベルの高い魔法使い族モンスター
だが、《THE・トリッキー》と違って攻撃力が低いため、ほぼ完全にリリース又はシンクロ素材専用モンスターである




《墓守の大神官》☆8/闇/魔法使い/2000/1800/スーパーレア
このカードは「墓守の」と名のついたモンスター1体をリリースして召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する「墓守の」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりに手札から「墓守の」と名のついたモンスター1体を捨てる事ができる。

墓守なら必須、というほどではないがなかなか優秀なカード。




《墓守の末裔》☆4/闇/魔法使い/1500/1200/レア
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「墓守の」と名のついたモンスター1体をリリースして発動する。
相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。

他に墓守モンスターを並べないといけないが、その点を《墓守の偵察者》が完全にカバーしている優秀なモンスター
もちろん、《降霊の儀式》とも相性が良い
リバース後の《墓守の番兵》も有効活用できて無駄がない





《コダロス》☆4/水/海竜/1400/1200/レア
自分フィールド上に表側表示で存在する「海」を墓地へ送る事で、相手フィールド上に存在するカードを2枚まで選択して墓地へ送る。

発動に成功すれば単純に1枚アドバンテージである
《忘却の海底神殿》の同時登場により、《海》が用意できなくて困ることは少ないだろう




サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》☆4/光/機械/1500/1000/レア
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、ダメージステップの間攻撃力が300ポイントアップする。
1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を相手に見せる事で、このカードのカード名はエンドフェイズ時まで「サイバー・ドラゴン」として扱う。
また、このカードが墓地に存在する場合、このカードのカード名は「サイバー・ドラゴン」として扱う。

《プロト・サイバー・ドラゴン》がコアなファンに人気なので、このカードも人気出るかも?
しかも《プロト・サイバー・ドラゴン》と違い、墓地では《サイバー・ドラゴン》なので《オーバーロードフュージョン》や《地獄の暴走召喚》と好相性




《ドリル・ウォリアー》☆6/地/戦士/2400/2000/シンクロ/ウルトラレア
「ドリル・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時にこのカードの攻撃力を半分にし、このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
また、自分のメインフェイズ時に1度だけ、手札を1枚捨ててこのカードをゲームから除外する事ができる。
次の自分のスタンバイフェイズ時、このカードの効果で除外したこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
その後、自分の墓地に存在するモンスター1体を手札に加える。

《ジャンク・アーチャー》や《マジックテンペスター》と同じくフィニッシャーになりえる効果を持ったモンスター




《調和の宝札》通常魔法/スーパーレア
手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー1体を捨てて発動する。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。

よく使われているチューナーは今のところ《デブリ・ドラゴン》くらいである
《伝説の白石》と組み合わせればアドバンテージが取れるが・・・
しかし、この手のカードは対応モンスターが増えれば増えるほど価値が上がるのがお約束
将来性のあるカードなのは間違いない



《墓守の石板》通常魔法
自分の墓地に存在する「墓守の」と名のついたモンスター2体を選択して手札に加える。
この効果は「王家の眠る谷−ネクロバレー」の効果では無効化されない。

墓守の得意戦法である《王家の生贄》と相性がとても良い
万が一手札の墓守モンスターを捨てなくてはいけなくなっても、このカードさえあればすぐに回収できるからだ


《シンクロ・コントロール》速攻魔法/レア
このカードは自分フィールド上及び自分の墓地にシンクロモンスターが存在しない場合のみ発動する事ができる。
1000ライフポイントを払い、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体を選択して発動する。
自分のエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る。

シンクロモンスターは高レベルなので、奪った後はリリースして処分したい
となれば相性がいいのは帝モンスターである
帝デッキならシンクロモンスターを使わなくともパワーが高いので発動条件も楽に満たせる



《ライヤー・ワイヤー》通常罠/レア
自分の墓地に存在する昆虫族モンスター1体をゲームから除外し、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを破壊する。

破壊対象の表裏・表示形式・発動タイミングも問わず、昆虫族ではかなり強力な罠カード
1体しか除外しないので、《デビルドーザー》の邪魔をしにくいのも魅力



《忘却の海底神殿》永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、このカードのカード名を「海」として扱う。
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するレベル4以下の魚族・海竜族・水族モンスター1体を選択してゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスターを、自分のエンドフェイズ時にフィールド上に特殊召喚する。

水属性系デッキでは《亜空間物質転送装置》のほぼ上位として使うことができる
もちろん《コダロス》等との相性も良い
この効果で下級を守り、次のターンそのモンスターをリリースし《海竜-ダイダロス》を出して効果を発動するのもいいだろう



《グレイモヤ不発弾》永続罠/ノーマルレア
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体を選択して発動する。
選択したモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
このカードが破壊された時、選択したモンスターを破壊する。

表側攻撃表示限定というと難しく考える人も居るかもしれないが、守備表示よりかは並びやすいので気にする必要はほとんど無い
また、発動条件が「破壊」なので、《大嵐》《裁きの龍》《ダーク・アームド・ドラゴン》等の効果にチェーンして発動すれば、そのまま相手モンスターを破壊することが可能