新星輝デュエル・マスターズ フラッシュ

新星輝デュエル・マスターズ フラッシュ
http://www.shopro.co.jp/tv/program/duelmasters_flash/

切札勝舞の活躍していた前作から一変、仕切りなおしで始まった新アニメ。
前作の主人公完全敗北という前代未聞(※1)のラストでものすごいびっくりしたが、近作はなんとデュエルマスターズ
「昔はやっていたけどいま(劇中)はやってる子供は誰もいない」
という設定。玩具の公式アニメでこんな設定見たことない。
これはたぶん前作のラストでザキラが勝利したことによりデュエルが衰退したあとの話ではないかと推測するけど、よくこの企画通ったなあ。
最初はデュエル自体してないのでムシキング(※2)の再来を予感したが、今週からは初心者向けのルール解説がはいりデュエルもちゃんと行われるようになり一安心。アニメ内で初心者用の解説をやり、簡単な世界観の説明をするのは非常に好感が持てる。遊戯王でもこれやればいいのに。
しかし、だからこそ「劇中でデュエルマスターズが流行っていない設定」が気になる。これからの展開次第なのだろうが・・・。



※1
・相手を廃人にしたが試合には負け(あしたのジョー
・主人公が勝ったかどうかわからない(無敵鋼人ダイターン3)
・ほとんど絶望的な状態で特攻して終わり(宇宙の騎士テッカマン
・実は主人公側が侵略者だった(海のトリトン)
・勝ったけど親族全滅(無敵超人ザンボット3)
等はあっても、
・勝負で完全敗北
・親友が洗脳されて帰ってこない
・世界を破滅させるカードを主人公が覚醒させてボスに取られる
こんな救いのないラストは見たことない。

※2
ムシキングのアニメ「甲虫王者ムシキング森の民の伝説」は欝展開に継ぐ欝展開、アニメとゲームのコラボ・相乗効果はまったくなく、見ることでムシキングに対するやる気を削ぐネガティブキャンペーンの役割を果たしまさに虫の息。