第33話「輝け!シャイニング・フレア・ウィングマン」感想

カミューラさんは中世のヴァンパイア一族だったそうで。誇り高き一族として孤高に生きていた彼女らを人間が滅ぼしたので、ただ一人生き残ったカミューラさんが復讐の一手段としてデュエルをしている、と。・・・はぁ。
たしかに遊戯王世界の古代エジプトでは人間と魔物が同居してたからヴァンパイアが出てこようがかまわないと言えばかまわないんですが、何がしかの過去の設定との「つなぎ」がないといままでの世界観をぶっこわしかねないと、思うわけです。せめて、古代エジプトとのからみを持つとか(たとえば石版に魔物を封じ込める神官がヨーロッパに流れてヴァンパイア一族を作った、とかなんとか)してくれればいいんですが、ほのぼのデュエル世界をずっと見せられていただけに唐突過ぎる印象を受けます。あと、カミューラさん中世からずっと洞窟の棺で寝ていたんですがその棺、洞窟の中にむき出してぽんと置かれてますね。。。ヴァンパイア一族の埋葬ってこんなんなんでしょうか。

 
今回も出てきた幻魔の扉。そのカードを使うと魂が幻魔のものになる、ってことでどうしても平井和正の「幻魔大戦」を思い出しますね。無印、新、真と全部読みましたがひとつとして完結していないというとんでもない小説です。スタッフにファンがいるんですかねえ、偶然かな・・・?
さて今回もせっかく融合召喚したEヒーローを破壊され、さらにそのEヒーローをカミューラの場に召喚されてしまいました。無茶苦茶ですね。まあその後「魔法の筒」「強奪」で簡単に勝てるような気もしますが。カイザーといい十代といい1ターン目から融合素材を引ける凡人離れした引きの強さを持っていますがいまいちそれを使い切れていないような。十代が勝つときはだいたいEヒーローを引いて勝ってるのでそれでいいのかな。。。もちっと、他のキャラの活躍も見てみたい今日この頃です。