第32話「カイザーVSカミューラ 幻魔の扉発動!」感想

 私(店長)は初見となるカイザーのデュエルです。1ターン目に手札の3体の「サイバードラゴン」を融合して「サイバー・エンド・ドラゴン」召喚・・・ですか・・・。弟の翔君が「お兄さんは本気で怒ってるんだ」って言ってますが本気とか戦術とかいう問題じゃない、それって天和(テンホー)ですな。サイバーエンドドラゴンとパワーボンドのテキストはまだ出てないのでわかりませんがサイバードラゴンをデッキはもとから手札にあったっぽいですからねえ。最初の5枚の手札のうち4枚が必要カードだった、と。

 そしてカミューラの切り札「幻魔の扉」。こいつもテキストが出てきてないのですが開いてフィールドのモンスター破壊と自分・相手の墓地から好きなカードを自分フィールド上に特殊召喚。「サンダーボルト」と「死者蘇生」ですか。あーーりえねーーー両方とも禁止カードになるほどの強力カード。カミューラは「発動するにはリスクもある、このカードの発動条件…それはゲームに負けたら私の魂は『幻魔』のもの」と言ってますがなんだその条件、デュエルに関係ないじゃん。三沢の言うとおりインチキカード。相手が異世界の人とか吸血鬼相手でもデュエルで勝負つけているうちはいいですがこれでは何でもあり、明らかに世界観をぶちこわしかねないと思います。だって「世界を滅ぼすカード」っていうカードがあるのにインチキが許されるならそのカードもインチキで勝てちゃうじゃないですか。

 で、ピンチのカイザーですが「リビングデットの呼び声」でサイバーバリアードラゴンを召喚して凌ごうとします。しかし弟の翔を人質にとられてあえて自ら負けを選ぶ・・・。う〜〜〜んここでカイザーが負けるとは思いませんでした。カミューラでここまでひっぱるとは。クロノス教諭の最後の言葉を受けたカイザーが当然勝つと思ってたんですが。しかしなあ、地球の未来がかかってるんだから「兄より優れた弟など存在しねえ〜」とか言いながら平然と勝利するカイザーも見たかったような。